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日経TESTの5つの評価軸の1つのBASIC(基礎知識)の部分で出題されるのが、「円相場」です。このページでは「円相場」について解説していきます。
日経TESTに関しては、以下のリンク先をご確認ください。
円相場とは
円相場とは、「円」を外国の通貨に換える際の交換比率が為替相場です。円やドルなど通貨間の交換比率は、需要と供給の関係で決まり、需給関係が変動すれば為替相場は変動します。
経済動向をあらわす指標として、テレビ等のニュースでは「本日の東京外国為替市場の円相場は……」と報道されます。円と外貨との交換比率は日々刻々と変動しているのです。
円高・円安
円を外貨に換える需要より外貨を円に換える需要が多ければ、円が買われるとともに外貨が売られ、「円高」が進行します。例えば対ドルで「1ドルが110円から105円になり、5円、円高になった」というようにいいます。この場合、「1ドルの価値が110円から105円に下がった」ことになるため「ドル安=円高」になったわけです。
円高のメリット
・輸入品が安くなる(原材料も含む)
・日本からの海外旅行が安くなる
円高のデメリット
・輸出品が外国で高くなる
・輸出品が売れなくなり国内産業が打撃を受け不景気となる
・日本の観光収入が減る輸入品が安くなる(原材料も含む)
2019年の円相場
高値:104円
安値:112円