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交通事故の過失割合が決まらないときの攻略法

投稿日:2020年6月5日 更新日:

交通事故の過失交渉では、お互いの感情が絡み合い、過失割合が決まらないことがよくあります。

このページでは、過失交渉が膠着状態になった際の打開方法について解説します。

過失割合とは?

気になると思いますのが、そもそも過失割合のどういう意味かということでしょう。まず、「過失」の意味は、「注意義務に違反する状態や不注意」です。したがって、「過失割合」とは、「どちらにどれだけの不注意があったか」ということです。つまり、「どっちがどれだけ悪いかったか」ということです。

交通事故では、6:4とか、7:3などの言い方でよく過失割合を表現します。

交通事故に限らず、あらゆる事故において、過失割合を使って、以下のように、両者の示談金(損害賠償額)を決定します。

 示談金 = 全体の損害額 × 過失割合 

なお、過失割合は事故のケース毎に過去の判例や事例などでおおよそ決まっています。したがって、過去の事例から大きく外れた割合にはならないというのが一般論です。

しかし、「事故ケースごとに過失割合は決まっている」と言っても、被害者・加害者の感情が絡み合ってうまくまとまらないのが交通事故です。

 

過失割合がなかなか決まらないケースもある

交通事故は、後遺障害の残るような大きなケガがなければ、通常1ヶ月から1ヶ月半ほどで解決します。しかし、過失交渉が終わらないと最大で2年ほどかかることがあります。

最大のデメリットは、その間相手から賠償金を受け取ることができません。金銭的な問題以外にも、事故が終わらないというのは精神衛生上も良くないでしょう。

 

【解決方法①】交通事故紛争処理センターへ相談する

交通事故紛争処理センターとは、あなたと相手の間に入り調停のようなことをしてくれる機関です。

交通事故紛争処理センターは、交通事故の関係者の利益の公正な保護を図るために、交通事故に関する紛争の適正な処理をサポータしてくれる、公共的な組織です。

自動車事故に伴う損害賠償の紛争に関して、法律相談、和解あっ旋や審査を無料で行なってもらえます。

交通事故紛争処理センターで出される斡旋案を保険会社は拒絶できませんので、非常に強力な手段です。

 

【解決方法②】弁護士へ依頼する

弁護士に依頼することにより状況が好転することがあります。「訴訟」という交渉の最終兵器を振りかざすことで保険会社も動くことが多くありました。

逆の立場を想定したら、イメージしやすいと思います。交通事故の相手方が弁護士を出してきたら、強気の交渉をし辛くなりますよね。

保険会社の社員も同様です。交通事故の交渉が膠着しているケースにおいて、クライアントの意向に応じるため、ハードな交渉をしている場合があります。例えば、本来であれば7:3でクライアントが70%の過失を負っている場合で、クライアントが6:4にして欲しいと依頼されていると、保険会社の社員も60%で交渉せざるを得なくなります。ただ、弁護士が出てくると、「弁護士も出てきたため、さすがに60%で交渉するのは、難しいですよ」と、クライアントに言いやすくなります。

このように、弁護士は「弁護士であるだけで」切り札になりますので、訴訟まで行かずとも相手が折れるケースも少なくありません。

インターネットで弁護士を紹介してくれる無料サービスがあります。
「交通事故に案件に詳しい弁護士が良い」や「土日営業だと助かる」など、自分で探すと大変な条件も考慮したうえで紹介をしてもらえます。インターネットで「交通事故 弁護士」などで検索したり、保険会社に相談すると紹介してもらえます。

なお、交通事故は弁護士の業界では、あまり儲からない分野だそうです。そのため、交通事故を多く扱っている弁護士は多くありませんので、注意してください。

 

まとめ

交通事故の過失交渉で、なかなか決着がつかず、膠着状態になった際には、弁護士事務所や交通事故紛争処理センターに相談すると良いでしょう。

 

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