保険の用語って分かりにくいという方は多いと思います。「保険料」と「保険金」という似たような用語ですが、どちらが掛け金かご存知でしょうか?
このページでは、「保険料」や「保険金」のように紛らわしい用語について、簡単に解説します。
保険料と保険金の違いは?
「保険料」、「保険金」、「保険金額」、「保険価額」の定義は以下の通りです。
保険料 | 補償を受けられる対価として、保険契約者が支払いする金銭の ことです。つまり、掛け金です。 |
保険金 | 事故が発生した場合の保険金受取人が受けとる金銭のことです。 |
保険金額 | 保険契約において設定する契約金額のことです。契約時に設定する 補償額のことです。 |
保険価額 | 保険契約の対象の価格のこと。例えば、火災保険のであれば、 対象の建物価格を言います。 |
契約者視点から説明しますと、保険契約をする際に支払うのが「保険料」、事故が発生した際に受け取るのが、「保険金」です。「支払保険料」と「受取保険金」という形で覚えておくと良いかもしれません。
次に「保険金額」と「保険価額」について解説します。「保険価額」とは、保険の対象価額のことです。一方、「保険金額」とは、保険契約で設定する金額のことを言います。例えば、1億円で建設したマンションに保険をつけることを想定します。このマンションに5,000万円の補償をつけたい場合、保険価額=1億円ですが、保険金額=5,000万円ということになります。満額つける場合においては、保険価額=保険金額になります。
なお、保険価額よりも保険金額を高額に設定することはできません。1億円のマンションに2億円の保険をつけるのは、直感的にもおかしいですよね。仮に2億円をつけたとしても、1億円(保険価額)以上の保険金を受け取れません。
最後に
「保険料」と「保険金」や「保険金額」と「保険価額」など、保険用語にはわかりにくいものがあります。今後も、このような用語を解説していくようにします。
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