その他保険(企業向け) 企業向け保険

損保ジャパンのクレーム等対応費用補償特約(事業活動総合保険「ビジネスマスター・プラス」)

投稿日:2020年6月17日 更新日:


保険ランキング

損保ジャパンは2020年7月から、中小企業向けの保険商品である事業活動総合保険「ビジネスマスター・プラス」にセットできる新たな特約を新設しました。

その1つが、業務に関連するクレーム等を解決するために要する弁護士費用を補償する「クレーム等対応費用補償特約」です。このページでは、「クレーム等対応費用補償特約」について、解説します。

 

本特約販売の背景

顧客から従業員への恫喝や理不尽なクレーム、過剰な要求等は、「カスタマーハラスメント(カスハラ)」と言われ、社会問題となっています。近年はネット上に中傷を書き込み、それをSNSで拡散するケースが目立つようになってきています。

顧客からの過剰なクレームに対応する際に、ケースによっては、法的手段を講じるため、弁護士に相談する必要なこともあります。このような場合に発生した弁護士費用を補償してもらえるのが、「クレーム等対応費用補償特約」です。

 

クレーム等対応費用補償特約」の特長① 無料相談

クレーム等対応費用補償特約」に加入した契約者は、無料で経験豊富なクレームコンシェルに相談ができます。

契約者である飲食店や小売店が顧客から過剰なクレームを受けた際、どのように対応すべきか分からなくなることも少なくないと思います。その際に、クレームコンシェルに無料相談できます。

顧客から怒鳴られて落ち込んでいる状況であれば、説明して聞いてもらえるだけでも安心できます。さらに、コンシェルはこの手のプロの方であるため、過去に他の企業がどのような対応していたか、どういう手段が有効であるかをアドバイスいただけます。

 

クレーム等対応費用補償特約」の特長② 弁護士費用を補償

コンシェルの無料相談の結果、法的手段に訴えるべきであるという結論に至れば、弁護士を雇い、その費用を負担することになります。この弁護士費用を補償するのが「クレーム等対応費用補償特約」です。

消費者のクレームや従業員のバイトテロ行為などによる信用毀損行為の解決に要する弁護士費用を、1回の事故に70万円、保険期間中を通じて140万円を限度に保険金として支払う保険になっています。

この手の専門の弁護士を見つけるのが困難であれば、保険会社から紹介してもらうことができます。そしてのその費用を保険で支払ってもらうのです。

 

最後に

最近の保険は、ただ単に事故の際に保険金を支払ってもらうだけに留まっていません。トラブルに巻き込まれた際に、付帯サービスを使ってトラブル自体を解決するのにも役立ちます。

クレーム等対応費用補償特約」の無料相談サービスのクレームコンシェルのアドバイスを活かし、保険の発動前に解決してもらえます。また、法的手段を取らなければならなくなっても、その弁護士費用は保険金でまかなうことができます。

 

 

 

-その他保険(企業向け), 企業向け保険

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

旅館・ホテル業の保険とは?

保険ランキング 旅館やホテルは大勢の方が宿泊されるため、様々なトラブルが発生する可能性があります。宿泊者に対するトラブルだけではなく、宿泊者同士のトラブルなど多岐に渡ります。 このページでは、旅館業や …

2020年6月廃止の中小企業PL保険制度とは

金融・投資ランキング 「中小企業PL保険制度」とは、日本商工会議所・全国商工会連合会・全国中小企業団体中央会の会員企業向けのPL保険(生産物賠償責任保険)の制度です。 このページでは、2020年6月を …

雇用慣行賠償責任保険とは?(パワハラ・セクハラ・不当解雇に対応)

保険ランキング 企業の職場環境は複雑化しています。正社員、派遣社員、パート・アルバイト、新卒や中途採用で雇用されている方など様々な立場や待遇の方がいらっしゃいます。 また、新入社員から一度退職して顧問 …

パワハラ防止法の施行と雇用慣行賠償責任保険

2020年6月に通称パワハラ防止法が施行され、企業にパワーハラスメントを防ぐために必要な措置を義務付けられました。これに伴い、雇用に関して企業が訴えられた場合の賠償請求に備える保険である、「雇用慣行賠 …

東京海上・超ビジネス保険の特約の不良品・納期遅延による他人の経済損害事故補償特約

超ビジネス保険(賠償責任に関する補償:生産物・完成作業事故の補償)の「不良品・納期遅延による他人の経済損害事故補償特約」は、中小企業にとっては有効な特約と言われています。同様の補償の保険は以前よりあり …