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日経TESTの5つの評価軸の1つのKnowledge(実践知識)では、ビジネスパーソンが課題解決のために必要な実践的な知識が身についてるかどうかを測る評価軸です。この評価軸でよく出題されるのが、「アジア経済・新興国経済」です。このページでは「アジア経済・新興国経済」についてよく出題される部分について解説していきます。
日経TESTに関しては、以下のリンク先をご確認ください。
アジア経済の特徴
point 具体的な数字で規模感を頭に入れましょう!
アジアNIES(新興工業経済地域)と呼ばれる韓国、台湾、香港、シンガポールの4ヶ国・地域、東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟するタイ、インドネシア、マレーシアなどの10ヶ国、南アジア経済と呼ばれるインド、パキスタンなどがあります。カンボジア、ラオス、ミャンマーはCLMと呼ばれます。
ASEAN各国の概要
名目GDP(億ドル) | 人口(万人) | |
インドネシア | 10,422 | 26,766 |
タイ | 5,050 | 6,943 |
シンガポール | 3,642 | 564 |
マレーシア | 3,543 | 3,153 |
フィリピン | 3,309 | 10,665 |
ベトナム | 2,449 | 9,554 |
ミャンマー | 712 | 5,371 |
カンボジア | 246 | 1,625 |
ラオス | 181 | 706 |
ブルネイ | 136 | 43 |
合計 | 29,690 | 65,390 |
新興国経済
BRICs
中国、ブラジル、ロシア、インドの新興国の頭文字を取ってBRICsと呼ばれます。
インドは、中国に次ぐ世界2位の人口を擁する大国で、国連の予測では、2024年までに中国を抜きます。2014年以降モディ政権下で、中国を超える成長率を記録。2019年以降は低迷しています。外交面では、「インド太平洋構想」を掲げ、日本とオーストラリアと連携し、中国を牽制しています。
ロシア、ブラジルは、原油や鉄鉱石などの資源に依存する割合が高い経済です。